光電器製作所の今西です。
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては健やかに新春をお迎えのことと存じます。
昨年はコロナウィルス感染がパンデミックになり大変な年でしたが、今年こそはコロナウィルス感染拡大が収束に向かい、コロナ前の安全な生活がおくれる様になる事を願うばかりです。昨年延期された東京オリンピックが開催される程になれば、経済も活性化し、需要も復活してくるでしょう。今年こそは日本に元気が戻る事を期待したいと思います。
さて今年は丑年です。月並みの話になるかも知れませんが、牛と人間は昔から非常に身近な存在であり、食料としてだけでなく過酷な農業や物を運ぶ労働力としても人の生活に欠かせない動物でした。そういうところから丑年は、「我慢」、「これから発展する前触れ」という様な年になると言われています。今年はコロナ感染にまだ「我慢」が必要な年になるのか、またはコロナ感染が収束に向かい「これから発展する前触れ」になるのでしょうか、誰もが後者の方であって欲しいと思うでしょう。
実際に過去の丑年を振り返れば「我慢」の様な出来事や、「これから発展する前触れ」の様な当時としては革新的な事も多々起こっています。
1961年 人類初の宇宙飛行成功
1973年 オイルショック
1985年 スーパーマリオブラザーズ発売
1997年 ハイブリッド車トヨタプリウス発売
2009年 自民党から民主党に政権交代
他にもありますが、よく知られている事ではこの様な事がありました。
オイルショックでは日常品の買い占めが全国に広まりました。そのオイルショックが切っ掛けになって日本では省エネ産業や省エネを意識したライフスタイルへの変換が図られました。企業では「減量経営」といわれる正社員からパートタイマー労働者への切り替え、産業用ロボットの導入などが推進されました。自動車業界では低燃費化が進んだ結果、日本車に対する世界の評判が高まり、海外輸出が大きく進展し現在に至っています。この技術の進歩がハイブリッド車につながり、今や電気自動車、水素自動車の時代にまで成長しています。
オイルショックの「我慢」が「これから発展する前触れ」になり、今があるのではないかと思います。2021年の丑年はコロナが収束にむかい、その中から数々のイノベーションがうまれた年として歴史に残って欲しいと思います。
最後になりましたが、光電器はこれからも、夢を夢に終わらせず、「絶えず研究、常に前進」をモットーに照明技術の革新へと挑戦を続けます。若い感性がニーズを捉え、柔軟な探求心が新しい夢を生み、豊かな経験が技術を磨きます。
今年もご支援賜ります様にお願い致しまして新年のご挨拶とさせて頂きます。
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