2023年12月28日木曜日

2023年謝辞

光電器製作所の今西です。

今年も残り僅かになりましたが、皆様におかれましては今年一年どの様な年でありましたでしょうか?

5月にコロナ感染症が5類に分類されて、世の中の胎動を感じる事が出来た年であり、また何はともあれ今年の関西は、阪神タイガース18年振りの「リーグA.R.E(アレ)」、近鉄オリックスリーグ優勝3連覇、日本シリーズ関西勢同士の戦いで阪神タイガースの38年振りの「A.R.E(アレ)」で関西の賑わいはもとより、その経済効果も莫大で今年の関西は大変盛り上がり、日本で一番ホットな地域であったと思います。大阪人であれば誰しもが安心と賑わいを感じる事ができた兎年であったと思います。

この様な賑やかな年に私事では御座いますが、当たり年で自分自身が気分新たにスタートする事のできた良い年であったと思います。今年の関西の賑わいの様に私のこれからの運気も右肩上がりになる事を願うばかりです。

さて、世の中の現況は業界によってばらつきがありますが、インバウンドにつきましては、コロナ感染症が5類に分類された事、昨年からの水際対策の緩和、円安などの影響でコロナ禍前の状況に戻ったと言えると思います。各地の観光地や繁華街は大変な賑わいです。インバウンドについてはこれからも増加傾向になり、その莫大な経済効果は日本にとって大変重要な収入源になる事は間違いないと思います。

その他の業界については、物価高、円安、人材不足、海外の景気低迷などで弱含みがあり、業界によって回復の時間差があると思いますが、来年からは順次回復の兆しが見えてくると推測しています。我々の業界も世の中の動きと比例して、店舗・施設関係を中心に忙しさが出て参りました。2025年大阪万博に向けて益々活発になる手応えを感じております。来る2024年の辰年は飛躍の年と言われています。少しずつでも確実に世の中が前進し格差の無い世の中になる事を願うばかりです。

今年も一年、光電器製作所にご支援賜りました皆様に心より御礼を申し上げます。

若い感性がニーズを捉え、柔軟な探求心が新しい夢を生み、豊かな経験が技術を磨きます。私どもはこれからも夢を夢に終わらせず、「絶えず研究・常に前進」をモットーに、照明技術の革新へと挑戦を続けます。

最後になりましたが、素晴らしい新年をお迎え頂けます様に祈念致しまして謝辞とさせて頂きます。

2023年12月26日火曜日

年末に嬉しいカニギフト

こんにちは、光電器製作所の堺です。


 今年も終わりが近くなり、寂しいような、新年が近づいて嬉しいような、不思議な感覚になりますね。

そんな中、うれしいことに全従業員に対して、会社からカニのギフトをもらいました。

 



箱を開けると、赤いカニがこれでもかと詰められていて、美味しそう!

最近は寒さも厳しいので、家族と一緒に冬にピッタリな鍋にして楽しみます。


あとわずかな今年が、ギフトで華やかになりました。

2023年12月15日金曜日

三次元測定機の紹介

 こんにちは。光電器製作所 品質管理部 松本です。

私は部品の品質管理を担当しています。

今回は部品の検査で使用している三次元測定機について紹介したいと思います。

 

三次元測定機とは

計測器の一種であり、立体を三次元的に計測できる測定機です。

主に接触式と非接触式の2種類に分かれています。

 

当社で使用しているのは接触式です。接触式の三次元測定機はプローブのスタイラス(以下の画像を参照)を計測箇所に接触させ、座標や寸法を計測します。

 

プローブの写真

 

スタイラスの写真


 通常接触式の三次元測定機というと「ブリッジ型」を想像すると思いますが、当社では「ハンディ型」を使用しています。


ブリッジ型の三次元測定機のイラスト


当社の三次元測定機


ブリッジ型は精度がとても高いのですが、サイズが大きいものが多く計測までの設定と計測に時間がかかります。

その点、ハンディ式はブリッジ式程の精度はありませんが占有スペースが少なく、短い時間で様々な形状の測定が行えるというメリットがあります。

 

三次元測定機ではメジャーやノギス等で計測が難しい箇所の寸法測定や、仮想線からの距離、幾何公差も簡単に計測することができます。

また量産品の検査では予めサンプルの置き方や計測場所を登録することができ、検査時には画像等でプローブを接触させる箇所を表示されるので誰でも指定通りの検査が可能です。

 

量産品の検査の様子

 

以上、三次元測定機の紹介でした。

今回ご紹介した三次元測定機などを使い、常にお客様に満足していただけるモノ作りができるよう、品質管理を行うことが私のモットーです。